昭和26年生まれの大山さんの勝鬨橋にまつわる思い出です。「開くのが当たり前」だったいう子どもの頃。昭和35年頃から次第に開かなくなってきたという馬場吉昭さんの記憶がありますから、このエピソードは昭和30年代前半頃でしょうか。
橋が開いた時に巻き起こる土煙、開きかけた橋を車で上って行こうとするバカ、橋の上部アーチの中に入り込んで、橋の上部までつたっていった友だちの証言など、なかなか聞くことのできないエピソードです。
勝鬨橋の写真は、大山さんが通っていた月島第二小学校同窓会誌に掲載されていたものを大山さんからいただきました。
大山隆三さん
昭和26年月島生まれ。
月島第二小学校、月島第二中学校卒業。
祖父の代から数えて月島で三代目。職業は元寿司職人。
父は月島警察署の警察官。人情味のある人柄は多くの人に慕われた。