町会をはじめ、地域活動に長年に渡り携わってきた鈴木さん。これまでに盆踊り大会、釣り大会、歌謡ショーなど数々の地域イベントも行ってきたそうです。 中でも平成9年から11年間続けた阿波踊り大会は、佃中学の校庭からスタートし、西仲通り商店街、黎明橋を経て、トリトンス…
2020年に取り壊された佃島説教所の思い出です。昭和29年生まれの中島さんが子どもの頃はそろばん大会が行われ、とても励みになったこと、書き初めをしたのも説教所だったそうです。お葬式の時は、その方の家族ではない地域のおばさんたちが割烹着姿で料理を作ったり弔問客のお世…
隅田川近くの月島1丁目児童遊園のあたりで思い出を語っていただきました。中島さんの父が勝鬨橋から飛び込んで、水上警察に追われながら隅田川から上がってまちを走って逃げた、というエピソードや、堤防がない頃の隅田川沿いでの遊び、勝鬨橋が開いた時の風景、佃大橋の開通式にまつ…
”念仏踊り”などとも言われる佃島の盆踊りですが、中島さんが子どもの頃は夜八時になると大人たちが仮装をして楽しく踊ったそうです。(それがいつ頃まで続いていたのかはわかりません。)ちょっと地味な盆踊りだけど最終日にお菓子がもらえるのを楽しみに参…
冒頭は若かりし日の父の祭りの写真からはじまります。後半は、昭和29年生まれの中島さんが中学生くらいの頃のエピソードでしょうか。当時はとても恥ずかしかったという、祭りの「手古舞」の衣装。今になってみれば「本当にいい経験ができたことを母に感謝している」という中島さん。…
佃で知らぬ人はいないという有名人・オハルばあさんと、中島さんの母とのエピソードです。写真からお二人の関係、友情がみてとれます。「チャキチャキの江戸っ子」と自他ともに認める方々がまだまだ多くいらした頃のエピソードです。そして、佃の人々にはお年寄りをとても大切にすると…
佃一丁目で釣り船、屋形船「佃 折本」を営む折本さんご姉弟。インタビューは、折本さんが準備してくださった写真集の中の一枚、たくさんの浴衣(祭りの揃衣)が干してある写真からスタートしました。「祭りの浴衣が寝巻になる」「3年に一度の大祭と同時に、佃の風景も更新される」「…
釣り船、屋形船「佃 折本」を営む折本さん姉弟。この動画でも、佃の漁師が漁業権を放棄する前(昭和30年代前半頃)の船入堀を写した写真を見ながらお話が進みます。そして、折本さんの先代が、時代の先を見越して水産庁や東京都の人たちと一緒に始めたという、海苔の養殖の話に移り…
「中央区民文化財」に登録されている白魚献上箱を見せていただきました。 中央区ホームページより「白魚献上箱は、佃島の漁民が将軍の食膳用として、江戸城本丸へ献上する白魚を運んだ箱です。朱漆塗の内箱を、黒漆塗の挟み箱に入れて、棒を通して担ぎました。佃島の漁民は、徳川…
折本さんに船を出していただき、船入堀(佃堀)に関するお話を伺いました。子ども時代の遊びの思い出、祭りの幟が埋められている話、また最近の話として、佃島漁業組合に所属している江東区の船が台風時にここに避難してくることもあるそうです。「水面と陸地の目線がこれだけ近いのは…