百年以上続いた佃の山本商店。2020年5月に閉店しました。この動画はその約一年前に収録した、三代目主人・征子さんのインタビューです。昔から駄菓子も置いてあったようですが、元祖コンビニ(萬屋)として地域の人々に重宝がられていたそうです。やがてスーパーができはじめ日用品が売れなくなり、徐々に駄菓子…
「昔の子どもたちは渡船場通りで野球をやったり、外で伸び伸びと遊んでいた。今の子どもたちはちょっと窮屈じゃないかな。あれやっちゃダメ、これもやっちゃダメ、これは禁止だ…」と山本さんは言います。駄菓子屋に来ればそこは子どもたちの世界。お小遣いのやりくりを学んだり、子ども同士でこっそり…
山本商店・三代目店主の征子さんが佃に嫁いできたのが昭和42年。あっけらかんとした下町の雰囲気が漂い、ご近所とも何かしらでつながっており、行き来も頻繁にあったそうです。後半は地域の人々から呼ばれている「ちょうべい」の由来。お向かいの櫻木龍吉さんの兄・秀吉さんが描いた昭和初期の佃の地図にも「長兵衛…
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