この動画は、2020年2月15日に月島区民館で開催した「佃島・月島百景 上映会&講演・意見交換会」にて上映したものです(一部文字修正、写真追加)。
2019年度(令和元年度)は、「佃島百景~第1集~」として、4名の方にインタビューを行い、それを約50分に編集しました。
他では見ること聴くことのできない貴重なエピソードや資料も盛り込まれています。ぜひご覧ください。
話し手の方々のプロフィール
渡邉信夫さん
佃1丁目(上町)昭和20年生まれ。佃島小学校~月島第三中学校卒業。先祖は網元。父親の代まで長男は平五郎を名乗る。祖父は「佃の平熊」で名が通る網元。東京市が佃の渡しを運営するまで渡し守りもやっていた。石川島播磨重工に勤務。現在、佃島説教所門徒講の役員。
[エピソード]…*印は本動画に盛り込まれている内容です
*築地本願寺の再建に尽力した佃島漁師
*屋号「平熊」の由来と隆盛
*渡邉家の家系
*網元だった父の思い出
*佃盆踊りの由来
・祭り・神輿の想い出
・子どもの頃の遊び
・生家(古い漁師住宅)について など
櫻木龍吉さん
佃1丁目(下町)昭和18年生まれ。佃島小学校~月島第三中学校卒業。
櫻木家の屋号は、日本橋魚河岸時代は「佃庄」、築地魚河岸時代は「庄五郎」。
20歳から60歳まで魚の卸売会社に勤める。
[エピソード]…*印は本動画に盛り込まれている内容です
*子どもの頃の遊び(昭和30年頃)
*ハゼ釣り(昭和30年頃)
*佃川沿いにあった櫻木家の階段(昭和30年頃)
*家業の賑わい(昭和初期・兄の手記)
*母が営んでいた駄菓子屋(昭和22~30年頃)
*最後の海中渡御(昭和37年) など
中澤 優さん
佃1丁目(東町)昭和21年生まれ。
佃島小学校~月島第三中学校卒業。
中澤家は父親の代まで漁師。18歳から築地魚市場で勤める。現在、住吉講役員。
[エピソード]…*印は本動画に盛り込まれている内容です
*住吉講(現代)
*漁師だった父の手伝い(昭和25~36年頃)
*銭湯~佃小橋 夕方の光景(昭和20年代)
*おっかないお年寄り
*隅田川で泳いだ少年時代(昭和27年頃)
*上町・下町・東町の対抗意識(戦前)
・信仰(神社・お稲荷さん) など
山本征子さん
昭和19年生まれ。100年以上営む駄菓子屋山本商店の三代目(佃1丁目)。昭和42年に嫁ぎ、姑の後を任され店を切り盛りして30年以上になる。渡船場通りに面したお店の前は子どもたちのコミュニティの場でもあり、佃のマンションや月島の子どもたちがよく遊びにやってくる。
[エピソード]…*印は本動画に盛り込まれている内容です
*山本商店の変遷
*昔の子ども 今の子ども
*駄菓子屋店主から見た子どもの世界 など