2月15日の「ビデオ上映&講演・意見交換会」の報告

 

☆当日のアンケート結果は、こちらに掲載しています(本サイト内 About usにジャンプします)

多数のご参加ありがとうございました。

2月15日の『心に残る・未来に残したい記憶 佃島・月島百景』のビデオ上映と講演会・意見交換会に多数ご参加くださいまして、誠にありがとうございました。
現在、コロナウィルスが蔓延して、多くのイベントや講演会などが中止になるという非常事態ですが、幸いにも私たちの会には総勢88名もの方々にご参集いただきましたことをことを心より感謝申し上げます。
おかげさまをもちまして、大変有意義な会となりました。

「佃島編」では、4名の方のお話を文献、写真、動画などを交えて制作いたしました。

「月島編」では、それぞれの場所に因んだエピソードを、12名の方のお話、地図や写真などを入れながら制作いたしました。

昨年度よりもスクリーンの画面も大きく、字幕も大変見やすい上に、内容もレベルアプしたというご好評をいただきました。

「佃島編」「月島編」それぞれの上映時間が50分ずつということもあり、全部を見ることができず残念だったというお声も聞かれました。

とても大事なことをやっていることが分かった、今後も是非続けて欲しいというご感想もいただきました。そのようなご感想をいただくと、地道な活動も報われる思いがしております。

午後2時からは芝浦工大の志村教授の講演「佃島・月島におけるオーラルヒストリービデオの意義」について、同大学生一色さんの「東京都中央区佃島の地域社会の変化に関する研究ー佃島漁業組合、佃仲卸業者、佃門徒講、佃住吉講に着目してー」の研究発表を聴いていただきました。

 

その後のグループ別討議でも、多くの方々にご参加いただき、「オーラルヒストリービデオについて」「これからのまちづくりについて」に関する様々なご意見やアイディアをいただくことができましたことも、併せて御礼を申し上げます。

アンケートやグループ別討議の中でいただきましたご感想、ご意見、アイディアなど、今後の活動の中で活用させていただきたいと思っております。

これからホームページで順次ビデオの掲載をしていきますので、どうぞこちらのほうでお楽しみいただければと存じます。

このビデオをどのような形で多くの方に見ていただくことができるのか、今後もその模索は続いていきます。

世代間の交流やまちの人同士が集える場も少なくなっています。

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お年寄りが元気になるように、
新しくこのまちにやってきた人たちがもっと自分のまちとして愛着が湧いてくるように、
子どもたちの学びとなるように、
コミュニティづくりに役立つように、
これを参考にしてほかの地区やまちでもオーラルヒストリービデオが作れるように、
まちの郷土資料になるように、

そんな思いを込めて制作活動をしています。

この文化活動の発展のために、今後ともご協力、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。(宮本)

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中央区社会福祉協議会の藤井さんが書いてくださいました。

東京都中央区で「まちひとサイト」
2月18日 4:42 ・

佃島が、明治以降の近代化が進むなかで守り続け、これからの心身を含めた生活文化が大切になる時代の手がかりになるか? それは、住吉講が仕切る三年毎の住吉神社例祭では? 住まいも・生業も異なりながら、季節の行事や影祭で、都合つく人は集まります。しかし3年に一度、三か月の週末の「見かけ・声かけ・手かけ」:繰り返し・重ね合う・密度の高い関わり合いの集積が、心身に溜り、持続します。三年毎のその空白の日々の変化を語り合い、新たな三年に立ち向かう節目を、この祭りの準備から片付けの間の濃密な日々が固めます。

佃島・佃住吉講にこれからの街暮らしの手がかりが: 佃島・月島百景 ビデオ上映&意見交換会で気づいたこと
http://machihito.blog131.fc2.com/blog-entry-2822.html

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