「月島百景~第3集~」2020年度上映会版Part1
2021年2月13日土曜日に月島区民館で開催した「2020年度上映会」のための特別編集動画です。今年度収録した鈴木英二郎さん、稲垣喜雄さん、佐藤光子さんを軸に、これまで収録した方々のインタビューをテーマに沿って織り交ぜています。貴重なインタビューの数々、ぜひご覧ください。
鈴木英二郎さん
勝どき4丁目 昭和3年生まれ。戦前の勝どき(月島7~12丁目)の光景、車のあまり通らない清澄通りで行った三角ベース、現・豊海付近にあった海水浴場、勝鬨橋の開通式、焼夷弾を落としていくB29、野戦病院になった月島第二小学校…のことなど、実体験にもとづく貴重なエピソードの数々です。
稲垣喜雄さん
月島1丁目 昭和10年生まれ。高2の時に疎開先から月島に戻り、家業・伊勢喜酒店の手伝いを始めた頃、月島には34軒もの酒屋があったそうです。競合を避けるため人家の少ない晴海や豊洲に営業に出かけた話、大型漁船に酒類を納めた話など、時代と地域性が感じられるお話です。
佐藤光子さん
現・晴海在住 昭和16年生まれ。幼少期を過ごした月島8丁目の長屋の光景、引揚者の親子が営んでいたもんじゃ焼屋、中学生の時に移った都営住宅での意外な苦労、友達と歩いて海水浴に出かけた東雲…。手描きの地図や後年撮影した写真と併せて、思い出を語ってくださいました。
「PartⅠ」は今年度収録した上記三名様の他、大山隆三さん、中澤孝子さん、村田八郎さん、中島泰子さん※、保田清さん、高梨昌久さん、馬場吉昭さん、黒野富太郎さん、宮本邦夫さん、楠香一さん、栁田莊二さん※、左久作さん、塚田秀伸さん、志村秀明さんの記憶を交えて構成しています。過去2年に収録した方の紹介は「月島百景第1・2集オーラルヒストリービデオマップ」をご覧ください。
(※印の方は、PartⅡにプロフィールが掲載されています)