おつかいを頼まれ商店街の八百屋に来たものの、迫力あるおばさんたちをかき分けて、店のおじさんに声をかける"勇気"が必要だった頃の記憶。目の前には皿に盛られたじゃがいも。しかし、母に頼まれたのは2つだけ…。子どもの微妙な心理を巧みな表現で話してくださいます。
店の人との受け答えが当たり前だった時代からすると、現在のスーパーやコンビニのレジの光景は、たしかに異様に映りますね。
左久作さん
昭和30年月島生まれ。月島第一小学校卒業。日本で唯一の江戸鍛冶。祖父・父を継いで三代目左久作となるが、江戸鍛冶としての血筋をたどると江戸時代初期にまで遡る。
大工・木工職人等からのオーダーメイドで274種類の刃物を作る。包丁・刀など人を殺傷する刃物は一切作らない(包丁研ぎは承ります)。
(外部リンク)
江戸刃物鍛冶の系統―「左久弘」系について