西仲通り商店街の三番街と四番街の境目の交差点にある履物店「あづまや」の四代目店主・楠香一さん(昭和28年生まれ)の小学生の頃の記憶です。お店から一本、月島川寄りの路地には手焼きのおせんべい屋さん、アイスキャンディ屋さん、そして、もんじゃを食べられる駄菓子屋さんがあり、子どもたちには格好の遊び場だったようです。子どもたちがいない時、駄菓子屋さんのおばあさんが鉄板で干していたものとは!? 何とも言えないユーモラスなお話です。
この駄菓子屋さんで子ども向けもんじゃを食べた話は、宮本邦夫さんも語っています。
楠 香一さん
昭和28年生まれ。月島第一小学校卒業。
趣味のお履物「あずまや」四代目店主。
現在中央区内に残る履物店四店のうち一店として頑張っている。
先祖は築島と同時に月島にやってきて住み始めた。